【限定 150本】人気の漫画家でありイラストレーターとしても活躍する“江口寿史氏”との限定コラボレーションモデル「オーバータイム(OVER TIME)」。シリーズ名は江口寿史氏が「延長戦」という意味で名付けています。1970年代から90年代の機械式時計やデジタル時計が好きで集めているという同氏が、今回監修するオーバータイムのデザインモチーフに選んだのも70年代に登場したツールウオッチの傑作です。ラインナップは江口氏がいちばん作りたかったと語る当時のオリジナルには存在しなかったホワイト文字盤と、時計愛好家から“トロピカル”と呼ばれて珍重される、黒が経年変化して変色したようなブラウンの2種類となります。
何度も試作を繰り返し、完成した逸品
1970年代に誕生したツールウオッチの傑作をデザインのモチーフに。
特にこの白文字盤については、絶妙なトーンを出すために工場と約6回ほどやりとりをして色味の補正を行うなどかなりこだわって完成しました。
加えて70年代にも採用されたファントム効果と呼ばれる時分針の付け根を文字盤と同色にして針を際立たせる手法も
さりげなく再現。
秒針は時計愛好家の間でロリポップの愛称で呼ばれる先端ドット秒針というのも特筆ものです。
また、セイコー傘下のGMT機能を備えたTMI製自動巻きムーヴメント(キャリバーNH34)を搭載。
通常の時分秒針に加えて別に装備されたオレンジの矢印形針がひときわ目を引きます。
このGMT針は単独で動かすこともでき、時差のある任意の都市の時刻と同じベゼル上の数字にこの針を設定することで、
常に二つの国の時刻が確認できるという機能も大きな魅力となっています。
“白いワニ”のアイコンとシリアルナンバー
この裏ブタの刻印について「時計の文字盤側にイラストを入れたくなかったので、その代わりに裏ブタに白いワニの刻印を入れています。
これもそんなに入れたくなかったんですけど、裏ブタならまあいいかってね(笑)」と江口寿史氏。
この白いワニとはかつて連載漫画の締め切りに追われていた時代、
原稿が描けないときに出てくる幻影としてファンの間で有名になった、いわば江口氏のトレードマーク。
その下には限定品であることを示すシリアルナンバーも刻印。ホワイトは150本、ブラウンは200本限定となります。
古典的なリベットブレスがヴィンテージ感を強調
1950年代にロレックスが実際に使っていたリベットブレスを忠実に復刻。
本来はアンティークのロレックス用代替ブレスとして開発したものをオーバータイムにも装着しています。
リベットの頭に溝がある四つのコマ(写真右二つ)は、マイナスの精密ドライバーを使えば自分自身でコマ詰めができる仕組み(※)になっており、
これは他のリベットブレスにはないアウトラインだけの仕様です。
実はこのリベットブレス、単体でも販売(2万4200円)しているもので、すでに500本以上もの販売実績をもつほどの大人気ブレスです!
※両ネジタイプのため、ネジを外す際には両方のネジが回ってしまいます。そのためドライバーを2本用意してください。 なお一人で行うには多少慣れが必要なため、
片方を固定するか、別の人に回らないよう抑えてもらうことをおすすめします。
※精密ドライバーはマイナスの溝にフィットするサイズのドライバーを必ずお使いください。
(刃先の寸法の目安:幅=1.5から1.6mm、厚み=0.3mm)
当時のスポーツロレックスと同じ太いバネ棒を使用
今回、オーバータイムに採用しているバネ棒は、ロレックスにも採用されている通常より太いものを海外から取り寄せました。(写真下側)
これは代替パーツとして専門店などでも販売されていますが、2本セットで1500円以上。
当時のアンティークロレックスにも付けられる仕様で、スポーツバネ棒仕様に作られていることから採用を決めました。
【直筆シリアルナンバー入り複製画をプレゼント!】
江口寿史氏>「最初はボックス用にイラストを描いてくれって言われていたんですけど、箱のサイズだとイラストが小さくなっちゃうんで、
レコードジャケットサイズのポスターを添えようかってことになったんです。
時計自体にイラストが入ってないし、僕のファンはイラストが欲しいと思うので。
そして若い女の子がこういう無骨な時計をしている雰囲気が好きで、そういう子を見かけるとイケてるなって思うんです。
そんな想いを込めてイラストにしてみました」。
サイズは31×31cmと通常のポスターよりも小さいため壁などにも飾りやすいことから近年人気のサイズです。
しかも直筆のシリアルナンバー入りとプレミアム感満載なのも見逃せません。
(※写真の額縁は付属しません)。
また、今回特別に描き下ろした新作イラストは、江口寿史氏が監修した時計だということを前面に打ち出すために時計BOXにも活用しました。
表面はマットPP加工を施しているためしっとりと落ち着いた雰囲気で、思わず飾っておきたくなる、そんな素敵なBOXに仕上がっています。
江口 寿史 ( HISASHI EGUCHI )
1956年3月29日、熊本県生まれ。
77年に少年ジャンプで「すすめ!!パイレーツ」連載を開始。81年に「ストップ!!ひばりくん!」が大ヒット。その後も漫画アクションや
ぴあなどでギャグ漫画の連載を続ける一方、90年代以降はポップなセンスのイラストレーターとしても人気を高め、
多くの広告やCDジャケット等を制作。近年亜画集や個展開催でも注目を集めている。
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OUTLINE
「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている総編集長「菊地吉正」が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランド。1940〜60年代の雰囲気をコンセプトに大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計にこだわって提供しています。